鮨 真

鮨の道をひと筋に邁進してきた鈴木氏。その理由を「鮨が好きで仕方ない。世界一旨い食べ物だと思います」と明快に語る。修業時代から全国各地の鮨を食べ歩き、培った知見や経験も現在の店づくりの源に。妥協を許さず常により良いものを追求する真摯な姿勢が、端正な鮨にあらわれている。

鮨屋に敷居の高さを感じている人こそ訪れてほしい店。「多彩な選択肢から旬の味を楽しんでほしい」との思いから、毎日25種ほどのネタを取り揃える。おまかせコースは刺身、焼き物、つまみに続き、鮨が11～12貫の構成。鮨の一つとして供されるウニの小丼は、1貫分のシャリで2種の異なるウニを味わえる粋な計らいが嬉しい。